豆乳の種類!無調整豆乳、調製豆乳、豆乳飲料の違いは?
豆乳は栄養満点、健康にも美肌効果にもダイエットにもよいといわれる飲み物です。
しかし、いざ買いに行くとお店にはいろいろな種類の豆乳が販売されています。
味の違いはもちろんのこと、パッケージ裏面を見ると書かれている
■無調整豆乳
■調製豆乳
■豆乳飲料
の違いの分からなさも購入時の悩みの一つ。
◆それぞれの違いがわからない…。
◆豆乳の効果も変わるのかしらん…。
という悩みを解消していきます。
無調整豆乳
無調整豆乳とは?
豆乳はご存知の通り大豆から作られる飲み物です。
大豆を水で煮てふやかし、ふやかした大豆をこしてつぶし、さらに煮詰めてから絞ると豆乳の完成です。
ちなみに、この段階の豆乳ににがりを加えると豆腐になります。
この大豆と水だけで作られた豆乳100%の状態を無調整豆乳ともいいます。
100%大豆水です。
無調整豆乳を名乗れる基準は決まっており、
豆乳から水分を除き、大豆の成分のみにした状態である「大豆固形分」が8%以上のものだけが無調整豆乳を名乗れます。
無調整豆乳の味
無調整豆乳は100%大豆水です。
砂糖などの味つけもしていない大豆の味100%となります。
イメージは醤油や薬味をかけない状態の豆腐です。
大豆の味をダイレクトに楽しめますが、
大豆の味が濃く、大豆独特の風味やにおいも強いため、好みが分かれます。
無調整豆乳を飲んでいるときに
これって豆腐食べればいいのでは…?
とか思うようになったりもします。
無調整豆乳の効果
冒頭でも書きましたが、豆乳は栄養満点、健康にも美肌効果にもダイエットにもよいといわれる飲み物です。
無調整豆乳、調製豆乳、豆乳飲料を同じ量だけ飲むとした場合、
これらの効果を一番得られるのが大豆汁100%である無調整豆乳です。
効果を感じたいけど飲みにくいという方は、
無調整豆乳を料理やお菓子作りに使いましょう。
シチューやグラタンなど牛乳を入れる料理の場合、牛乳の代わりに豆乳を使うことで手軽に栄養分を取れますよ。
豆乳鍋もアリですね。
最後に雑炊にすれば、白菜やネギなどの具材からしみ出した栄養分が豆乳に溶け込んで効果倍増です!
調製豆乳
調製豆乳とは?
先にご紹介した無調整豆乳は大豆100%な飲み物でした。
その無調整豆乳に砂糖や塩、香料などで味付けして飲みやすくしたものが調製豆乳です。
つまり、無調整豆乳の味等を調製した飲み物です。
調製豆乳の基準は、大豆固形分が6%以上のものと決められています。
無調整豆乳は「調整」ですが、調製豆乳は「調製」です。
ちょうせいの漢字が違う謎を考察してみました。
調製豆乳の味
調製豆乳は砂糖などで味付けされているので、無調整豆乳よりも飲みやすくなっています。
私大豆ですっ!
といった主張があまりなく落ち着いた味わいなので、そのままでも飲みやすいですよ。
調製豆乳の効果
無調整豆乳の大豆固形分が8%以上に対して、調製豆乳の大豆固形分は6%以上。
つまり調製豆乳は無調整豆乳よりも2%程度大豆成分が少ないです。
しかし、この数値はコップ一杯(200ml)あたりの量の差なので、継続して飲み続けるのであれば効果はほぼ同じ(誤差の程度)と言われています。
どちらを選ぶかは、飲みやすさで選べばよいと思います。
豆乳飲料とは?
豆乳飲料は無調整豆乳をベースに、果汁やコーヒー、ココナッツなどをブレンドした飲み物です。
豆乳飲料の基準は果汁の有無で2種類あり、
果汁無しの場合:大豆固形分が4%以上
果汁有りの場合:大豆固形分が2%以上
となっています。
豆乳飲料の味
豆乳飲料は飲みやすさを重視した豆乳です。
コンビニやスーパーなどで見かけるいろんな味の豆乳はほぼ全て豆乳飲料です。
コーヒーやリンゴなど、ブレンドするものによって味が変わります。
自分の好きな味の豆乳飲料を探すのも楽しみの一つですね。
私はココナッツ入りの豆乳飲料が好きです。
豆乳飲料の効果
おいしくて飲みやすくても、豆乳効果がないのであればあまり飲む意味がありません。
(好きで飲む分にはもちろんアリです)
豆乳飲料の効果はいかがなものでしょうか。
豆乳飲料の基準は大豆固形分が2%程度となります。
無調整豆乳の大豆固形分が8%以上なので、その四分の一程度です。
ただし、豆乳の効果を得るには継続して飲み続ける必要があります。
これから豆乳に挑戦したい!
という方には、おいしいし、好みな味もきっと見つかると思うので豆乳飲料から始めるのがおススメですよ。
まとめ
■無調整豆乳
■調製豆乳
■豆乳飲料
の違いや効果を見ていきました。
無調整豆乳は大豆水。
大豆水に味付けしたのが調製豆乳。
さらに他の味をブレンドしたのが豆乳飲料。
という違いがありました。
皆さんも豆乳を飲む際は、好みの豆乳を見つけてみると楽しいですよ!